化粧品の宣伝広告費の割合は、他大手産業(自動車や家電等)に比べて比較にならないくらい物凄くかかっているらしい。
そこに物流コストも含めると5割合から6割は普通。
物流コストはそのお客様がすぐに手に取って購入出来る様にするための手段。
バンバン広告打たなくては商品を知って貰えない。
かの有名な「翼を授ける」レッドブルなんかは、内容よりかどちらかと言えば宣伝あっての認知度みたいなもの(内容的に似た商品いくらでもあるわけで)
そして、この化粧品と言うもの、
実際使ってもらって「体感」させると言う目的があり、それは業界的に3つの山で構成されていると。
1つ目の山「使った瞬間に感じる山」
2つ目の山「1本使いきった後肌がどのように変化したのかを体験する山」
3つ目の山「2本目、3本目を使い続けてどのように変化があったのかを体験する山」
このように、大体が2か月で1本使いきり、8ヶ月目や10ヶ月目で効果が分かるようにメリハリをつけて化粧品は設計されている。
しかし、広告費にお金をかけなくてはならないということになると、プレッシャーを感じるメーカーの開発者からすると原価を落として行く方向になりやすい。
先程の
山理論
で言えば…
1番最初に削られるのが3番目の山。
何故かと言うと、
「どうせ8ヶ月も使ってくれるかわからない」と言うことで一番後ろから削って行く。
その次が2番目の山。
そして、結果的には1番目の山が永遠に守り続けられている。
そう、ファーストインパクトのみ重要視。
香りが良い、タッチが良いとか、テクスチャ、見た目、ボトルデザインとか。。
原価が下がることにより、メーカーは宣伝広告費にお金をかけることが容易になるわけで。
もちろん、売り方を否定する話ではなくて、どちらも重要なんだけれど、ひとつこんな、
化粧品製造元の目線でみると、またひとつ違った考え方も出来るのかな。
かの有名な、、ボタニエンス系も売り方でがっかりマンデー紹介されているくらい、詳細に厳密にマーケティングしてヒット商品出しているので、どちらが良いと言えないけれど、まぁ、まぁ、シャンプーやトリートメントで言えば、市販品おすすめ出来るかと言うと微妙な答えにどうしてもなってしまうのだ。
化粧品分類のものに関して言えばね。
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