どの職種も専門の道具となると、驚く程の値段と言うことが多く、理容師美容師が使うハサミ(シザー)も例外ではなく…。
髪を切るだけのために、数千円から数十万迄のシザーがあるわけで、だからと言って高ければ高いほど良いかと言うとそうでもなく…。
もちろん、高価なシザーは材質等々見あったものが使われているので、そのものの価値としては価格相応という場合も多いのですが、
他道具と同じように各ハサミメーカーが多数存在しており、さらには、そのブランド毎に特徴があるので、使う側としては、シザーバランスや切れ味、慣れ、好みでの選択もかなりの割合で入るのかと。
昔から言われている様に?
バカとハサミは使い様…
要は使い方が一番のポイントで、ある程度のハサミであれば、デザインを作る上では支障が無いことは確か。
しかし、自分の手に合ったバランスの取れたシザーであれば、カット速度も早く、材質が良質であれば、髪の毛に負担をかけずに、痛めずにカットすることが可能であったり、研磨に関しても、消毒に関しても末長く愛用出来ると言ったメリットの方が多いのも事実。
たまに、
このハサミは○○円とシザー自体価格を自慢される方がいるが、正直使っていて価値があるものなので、いくら高価なシザーであっても中古売却となると殆ど二束三文になることの方が多いんですよね。
最近は完全オーダーメイドやカスタムで自分専用シザーを使われている方も多いですが、基本的には平均的な価格、僕個人としては数十年慣れ親しんだ、手に馴染んでしまっているメーカーで再購入が多いかもです。
通常の刃物と違い、シザーは支点作用点と言う、交差した部分で物を切る事が出来る包丁やカッター等とは異なる特殊な製品。
そこに刃角度も含まれ、微妙なバランスで精度が高く作られていないと上手くは切れません。
使えば使うほど磨耗もします、ツキイチの砥のメンテナンスも必須となります。
普通に考えれば高価なハサミですが、仕事上で大切な髪の毛を痛めず、迅速にカットするにはやはりしっかりとしたシザーを使用してゆきたいものです。
実際ネットでキャッチコピーが素敵な、サロン専用シザー9,000円を購入なんかしてみましたが…想像通り微妙w
これこそ、まさに、安物買いの銭失い。
やはり、慣れ親しんだシザーが一番と反省。
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