明るいカラーを希望するときは、断然一度ブリーチ剤を使って、自毛の黒髪を明るくしてから、入れたい色を入れるのが通常の行程ですよね。
基本的にそういったやり方が多いのですが、ここ数年に至っては、カラー以外にパーマや縮毛等されている場合も多く、ダメージを最少に抑える事が重視される傾向でもあり、カラー単体でブリーチ無しのハイトーンカラーも主流、さらに、ブリーチ無しでハイトーンっぽく魅せる事が出来るカラー剤も多く。
で、脱色剤と脱染剤、似ているようで非なるもの。
脱色剤…色を抜く
脱染剤…染料を抜く
一般に言う、脱色剤、ブリーチ剤は地毛を構成する黒、いわゆるメラニン等まで分解し髪の毛の色を抜くのが前提なのですが、脱染剤においては、人工的に染めた染料の色味のみをメインに抜いてくれるもの。
よって、夏休や冬休みあけ等の時によくやる黒髪戻しにおいて、黒くなった髪の毛をまた新に明るくするために脱色剤と言われるブリーチ剤を使用すると…。
黒髪戻しで入った染料も抜くけれど、さらに地毛の黒髪色素まで繰り返し抜いてしまうためダメージが大きく。
そして、地肌に近い、体温が高い部位に塗布することにより、黒髪戻した毛先の染料抜ける前に地毛のメラニンが早く分解されて根元付近が明るくなると言う現象が起きやすくなってしまいます。
なので、当店にておいての黒髪戻し後の染料抜くために使用するのは
脱色剤ではなくて、
脱染剤
ホーユーレセティントコントロール
とは言え、ベースとなるどんな染料で黒髪にしたかによっても抜け具合が変わってしまうのも事実、
ガッツリと白髪染専用の市販品の黒染めで染めたものに関しては、染料抜くことはおろか、ダメージが大の可能性高いです。
そのため、このホーユーレセティントコントロールに相性合わせた、レセカラー剤も存在致します。
セルフカラーで、ブリーチ、明るくした髪の毛を何かしらの事情で一時的に暗くしなければならない場合には、まず
レセトーンダウン専用カラー剤にて黒髪に近い色味に戻し▶時期が過ぎたら再度明るく可能なティントコントロールを使用すると、ダメージ軽減、さらには明るいカラーを楽しめると言うメリットがあります。
どこまで希望されるかによっても違いますが、ご予算、お時間にあわせてのご提供となりますのでご相談下さい。。
ダメージゼロとは流石にいきませんが、限りなくきれいな髪の毛を維持するための1つの手段ですから。
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