スタイリングが前提でのカットか否かでも、カットラインはかなり違いが出るかと思います。
右から流すか、左へ流すか、下げるか上げるか様々なシーンにてヘアスタイルは変わります。
そして、それに準じてのカットベース。
多くすく、少なくすく、それぞれにそれぞれの意味があります。
なので、最低プロの要件を満たしている技術者が作るヘアデザインに失敗は無いのかと思います。
こうすれば、こうなる。
ここをもう少し切っておくと、収まりやすい。
ここは残すと、バランスが良い。
毛先をバラバラにすいておくと、ワックスセットの時、束感出やすいな。
とか…。
細部に至っては、本人とのコミュニケーションが重要に。
正直、ここになると第三者からの意見は殆ど皆無であっていいのかと。
もちろん、デザインとして仕上がったヘアスタイルに
「前髪短すぎじゃない?」
「ここ、長いの切り残し?」
「ハゲっぽく髪の毛のすきすぎじゃない?」
等々多様な意見があって、本人気にする場合があることも事実ですが、それが一概に失敗作とイコールでは無いこと。
それにはそれなりの意味があっての技術、デザイン構成。
本人の意識以上に、第三者の意見を取り入れすぎて、自分のなりたい髪型から遠ざかる、または、それって本当に自分の求めていたなりたいヘアデザインでしたか?と思ってしまう場合もあったりします。
まずは、自分自身の希望を明確にオーダーされることが大切かもしれません。
特にお任せの場合であれば、綿密に話し合って仕上がりのヘアスタイルを確認しておくことが大事ですよ。
スタイリストにお任せ=仕上がりの失敗というのはあり得ない
ですから。
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