ブリーチ無しで可能か?

ネット上に溢れている

ブリーチ無しで、透明感あるカラー

何回かこちらのブログでも書いておりますが、

ブリーチ自体当日していないけれど、

当日の髪の毛の状態がブリーチ状態


いや、何言ってるか分からないw


つまり、ご来店時に髪の毛色が既に前回のカラーが抜けてほぼブリーチ状態のことなんです。

なので、ベースは明るめ、決して新生毛の様な黒々している訳では無いと言うこと。

そりゃ、ブリーチ無しで良いですからね。

仮定すれば、当日ご来店する数ヶ月前に

ブリーチを数回、または、ハイトーンカラーをしており、そこへカラーリング。

入れた色味が抜けた状態と言うことになります。

同じく、黒髪の状態を持っていこうとすると、必ず

ブリーチが必須となります。


今までカラーリングされた方であればご存じかもしれませんが、9レベル程度でカラーをしても数ヶ月後には必ず10~11レベルの明るさになってしまうのが必然的なので、当日17レベルくらいの明るさにするには、最低2回のブリーチが必要で、髪質によっても変わりますが、3回以上必要な場合もあります。

透明感

ここを目指すためには、ベースが

フェイスシールドくらいのブリーチが欲しい所(物理的には無理ですが)

なので、白画用紙くらいの抜き。

黒画用紙にいくら色を重ねても色味がわからないけど、白画用紙であれば分かりますよね。

ベースの黄ばみ、赤みを取り除いた上で、
思いっきり濃い色味を被せる事で光に当たったときに透明感的発色になります。

出したい色味にもよりますが、アッシュ系では、少しでも黄ばみがあると青と黄色が混ざりあい、マット系に振ってしまうこともあるので、ここのバランスが非常に難しいです。

また、ブリーチ当日同時施術だと

ブリーチ力(色味抜く力の作用)

入れる色味の力(入る色の作用)

相反する作用が生まれてくるので、ブリーチ後数日空けて入れたときより甘くなります。

完全酸化する時間の必要性も。

出来る限り当日の色素抜く→入れるのは髪の毛負担も大きくダメージ考慮すると望ましくは無いのですが…。

もう一つ、ブリーチ無しでの工程としては、

スタート地点において、徐々にリフトアップして行くと言うナチュラルブリーチ方法が有効。

9レベルくらいの明るさのカラー剤から、次月に12レベル、更に次月15レベルとブリーチ剤で一発抜くのでは無く、少しずつ時間をかけて同色、同系統で重ねて行くカラー。

時間は半年ないし、1年スパンですが色味のぶれも少なく、色持ちも良い。濁りも無いです。

通常アルカリカラー剤は塗布時、微力なブリーチ(黒色素破壊+入色)作用が同時に行われておりますので、このパターンで繰り返す事によって、徐々にベースの黒髪は明るく、微量な色味が抜け切るか抜けきらないかのタイミングで重ねて入って行くので褪色も緩やか。

ダメージ少なめ…でも、期間が長いと言う点がネック。


本当ここら辺は、どちらを取るかによって将来の髪への投資が変わってくるので、良く検討してみて下さいね。

hair nap

宮城蔵王の小さなヘアサロン『hair nap』 一生大切にしてゆきたい髪の毛の様々なお悩みのアドバイスを含め ダメージレスな施術を提案させて頂きます。 日々扱いやすい髪質を求める女性へ、育毛発毛にお悩みの男性へ。 *当店は理容室登録店のため男女問わずシェービングメニューも充実しております

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