結構多いご相談であるのが、タイトルにもなっている
頭皮のべたつき
髪のパサつき
このふたつ。
どちらも同じ頭で起こってしまう現象なのですが、両極端に相反するべたつきとパサつき。
ただ、これら2つは別々に考える事が先決かと思われます。
頭皮のべたつきに関して言えば、原因と思われるのが、体調の変化や食生活の変化。
そして、それに伴うホルモンバランスの体内の要因が大きいと思われます。
それと同時に、疑わしいのは普段使用しているシャンプーやトリートメントとの相性。
様々な体質、様々な髪質、様々な頭皮状態があるわけで、それに合うシャンプーやトリートメントを使われているかどうか。
ボトルデザインだけ、香りだけ、泡立ちだけ等々で選択して使用している方も多くいらっしゃったりしていますし、そもそもが自分に合ったシャンプー剤が分からないという方もいらっしゃいます。
そして、一番見落としやすく、一番の簡単な所で頭皮のべたつきを誘発してしまってる可能性があるのが、
シャンプーやトリートメントの洗い残し…
すすぎの所ですね。
いくら肌に良いものを使用しても、ここが抜けてしまうと大抵駄目です。
十分に洗い流しを試してみることだけでも、頭皮のべたつきを抑える簡単最速で実践できる事なので確認してみてくださいね。
肩下くらいの髪の長さで、約3分以上は流しをされることおすすめ致します。
(もちろん、毛量や他長さによって時間は長めにされた方が良いです)
まぁ、これでもか!と言うくらいに。
そして、髪のパサつきの件。
一度痛んでキューティクルが開きやすい髪の毛は、空気中の水分を取り込むことも容易にしますし、逆に取り込んだ水分を逃しやすくしてしまいます。
また、この時期は特に暖房や外気の乾燥でいつも以上にパサつきは出やすくなりますよね。
痛んだ髪の毛は自己再生技能を持たないと言う原理原則からみると手の施しようが無さそうに思えますが、それでも保水力を高める事は可能で、シャンプートリートメント後のタオルドライで髪にある水分をそれ以上に外に漏らさない事がもっとも大事になります。
ビダビタでは困りますが、ある程度髪に水分があるときに、髪の毛表面を洗い流さないトリートメント、アウトバストリートメントを、リップクリームの様に表面コートすることで、油分の膜から水分が逃げにくくなります。
ただ、どんな薬にも適量と言うのがありますので、多く塗ったから良いと言うことはなく、使用量を十分に守って使うことが望ましいです。
先程の頭皮のべたつきの原因で、これらの付けすぎ、付ける場所の間違いでべたつき増加させている場合もたまにあったりしますので…。
適材適所で…
もちろん、実践後直ぐに効果が現れる事も、実践開始から3週間かかることもあります。
めげずに出来る範囲の所からで構いませんので試して見てくださいね。
それでも改善されない様でありましたら、是非ご相談下さい。
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