髪の毛の毛髪の量を少なくするするときに多用される
スキバサミ
鋤く(スク)
セニング
鋏の片方の刃が櫛状のものになっているやつです。
多分、殆どの方が知っている鋏の形状かと思います。
実際、セルフカットで使用している方などは、100円ショップ等でも見かけたことあるんではないでしょうか?
普通の鋏と違って、一直線にカットしても、カットした所はまばらに仕上がる、不揃いの仕上がりになるので、自然なラインを出せるんですよね。
ただ、現在は大きなカテゴリーで言われる、このスキバサミも多用多種存在しており、一概に、使い方次第で仕上がりが全く違うものになる形状のものが増えてきました。
使う場所や、つかい方でスキバサミでは無いような仕上がり方するものも。
時代とヘアスタイルデザインの変化と共に、セニングのあり方も変化。
今までも、このスキバサミにおいての、髪への影響と、すきすぎる事でのデメリットを何回か書いてきましたが、それは現在の髪の状態も考慮してのお話となります。
なので、
髪の毛すきすぎる事が駄目
セニングしすぎる事が駄目
と基本的な事柄でお伝えはしておりますが、
場合によって、デザインによっては必要不可欠な時ももちろんあります。
立たせる
動きをつける(ハードな)
地肌を見せる
等々
応用編としてのデザインの幅を広げるといった点では決してすきすぎることが完全な否定にはなりません。
これに関しては、基本的に仕上がり、維持する所においての
好み!
の要素が大きいです。
実際、艶感や厚みを求めたい方には不向きであり、その場合は必要な所に必要なだけのセニングが推奨されます。
あっー、前回すかれ過ぎたなぁ、
あっー、これ取りすぎですよ…
と言ったアドバイスする時などありますが、
それはそれで、現状お客様の求めているスタイルと異なってデザインされた時だけで、すく量のバランスはその時々によって、デザインで違います。
当店においても、これでもかと言う鋤きをされる方が多くいらっしゃいます。
多分その方が他店にてカット申し出たときには、
なんじゃこれ?と不思議がられるのではとも思ってしまいますが、標準的な鋤きでは満足感されない方がおられるのも事実。
全てが全てすきすぎると言われるのがNGと言う訳ではないと、ご理解もしていただければ良いかと思います。
ハイデザイン、または、レアケース…とも。
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