毛量を取ると言う事

髪の毛の量を減らしたいとき、良く使われるのが「セニングシザー」と言うものです。

このセニングシザー、一般的にも家庭用散髪ハサミのコーナーや100円ショップなどでも売られているのでご存じの方が多いかと思います。

セニング→【間引く】と言う意味です。

毛量を減らす、毛量を削る、間引く、梳く、(すく)様々な表現もあり、それに応じた技術もありますが、効率的にスピーディーに作業するのに多く使われるのがこのハサミになります。

基本的には、櫛のようになってる刃の部分と棒なってる部分の切れる歯によって、一回で落とせる髪の毛の量の率が変わってきます。5%、15%、20%~80%と細かく分けられていてメーカーによってもバラバラの「率」。何故バラバラかと言うと、このセニングシザーは、使い方によって、切られる髪の量が違ってくるからです。スライスして取った毛束に縦に入れるか、横に入れるかでも切られる髪の量が違いますし、髪質や太さ細さ、入れる場所によっても、ウェット状態かドライかでも違います。なので、完全な規定がありません。

そこで、注意したいのが一般的に家庭用で販売されているセニングシザー【梳きばさみ】は、ほとんどの物が【率】で言うとバッサリ50%以上切れてしまうものが多いかと思います。「梳きばさみ」=「安心」という概念をお持ちの方が多いかと思いますが、ここは結構慎重に使用した方が良いかと思われます。

話はそれましたが、このセニング【梳き】ですが、一気に狙った所に一発で梳くことが可能なのがメリットですが、反対にセニングすることで、髪へのデメリットもあります。

●梳きが多いと、乾燥しやすくパサつき広がりやすい髪になる

●梳きすぎると穴が空いた感じになる

●根本梳きが多いと、伸びてきたときに毛先がスカスカになる。

もっとも、入れる場所やヘアスタイルによってデメリットもここに書ききれないほど出てくるのですが、メンズスタイル、ロングスタイルでも全然違いますので、詳細は省きますので、気になる方はご来店時にお尋ねくださいね。

お客様が感じる毛量は正面からスタイルを見て、後頭部へ手を入れての感触での判断が多いです。後頭部や耳の後ろは毛量が貯まりやすい部分です、クセの方は特に感じます。

レイヤースタイルの場合は、梳きすぎると根元に短い毛が多く出て、ツンツンスタイルには良いですが、変に膨らみが出て来やすくなります。

頭のハチと言われる部分がサイドから見た時でっぱりの所にあたるので、他に比べて地肌が見えやすくなります。ロングで言うと、毛量取り過ぎた場合保水力が少なくなるので、パサつきやすくなります。

と言ったように、色々出て来てしまいます。

勿論、〇〇し過ぎ・・・た場合になります。

この状態にしないように、全体のデザインや髪質、バランスとりながら作ってゆくのが僕たちの仕事となります。

間引く、梳く、削ぐ、削る、減らす、どれも長さは変えていないような表現ですが、実際は「髪の毛を部分的にカットしてる」ことに変わりありません。ここが気にかけて欲しい部分いなります。なんで、伸ばして行かれる方は、変に多くセニングしないこと、重めのスタイルを将来希望する場合は根本、中間からは適度に梳くことが重要です。

もちろん、作業効率、髪質での「セニングシザー」の使用が「梳く」ことでありますが、

その他にも髪の毛の束を作りながら毛量を減らす、間引く「スライドカット」、先細に毛先の収まりを良くする、「レザーカット」(カミソリを使うやつですね)パートごと毛量や長さを変える「ディスコネ」と言った技法もあったりします。

以前は毛量調整で使われていたセニングシザーですが、現在はセニングだけでカットも刈上げなどもありですからね。自然な刈上げと言うのになったりします。

毛量を全体のバランスをみて取ると言う事は、結構思った以上に難しいところがありますので、「量をガンガン減らしたい!」と言った場合などは是非ご相談下さい。





hair nap

宮城蔵王の小さな理容室『hair nap』 日々のヘアケアにまつわる情報を発信するブログです。

0コメント

  • 1000 / 1000